分散投資でおすすめする3つの方法とは?

投資による資産運用は、一定のリスクを伴います。
ただ、恐れているだけでは何も解決しません。

投資の格言に、

卵はひとつのカゴに盛るな

があります。

このように、リスクは分散投資によって抑えることが重要です。

ただし分散投資には、知っておきたい3つの方法があります。
安定してリターンを得る意味でも、分散投資の重要性を理解していきましょう。

分散投資とは?

分散投資とは、複数の金融商品に投資すること。
資産運用の王道のひとつといわれている投資手法です。

反対の「集中投資」

対義語である集中投資は、特定の金融商品をいちどだけ購入するもの。
そのために、リスクが分散投資よりも大きくなるとされています。

分散投資でなにができるの?

資産運用をする場合に分散投資をしておくと、どのようなメリットを得られるのでしょうか?

リスク回避

分散投資に期待されるのはリスク低減です。
特定の金融商品のみに集中した投資は、さまざまなリスクが発生します。

シミュレーション

金融商品Aに集中投資した場合

もし、金融商品Aが20%値下がりしてしまうと、保有している資産全体の価値も20%下がってしまいます。

金融商品A, B, C, Dに分散投資した場合

つぎは資産を4種類に分けて、均等に投資する方法です。
もし、金融商品Aが20%値崩れしてしまっても、ほかのB, C, Dの資産の価値が下がっていなければ、保有している資産全体の値崩れは5%だけで済みます。

分散投資でおすすめする3つの方法

3本指を出す女性

先ほど解説したように、分散投資はリスクを抑えやすい効果があります。
資産運用において、リターンを安定的に得るためには欠かせない要素のひとつといえるでしょう。

分散投資するときは、つぎの3つの方法を意識しながら、取り組みましょう。

  1. 資産分散
  2. 地域分散
  3. 時間分散

1. 資産分散

資産分散とは、異なる種類の金融商品を組み合わせること。

ひとくちに金融商品といっても、いろいろな種類があります。
もちろん、それらの金融商品の値動きのしかたはさまざま。

それぞれの金融商品の特徴を活かしつつ組み合わせていくことで、資産全体の価格変動リスクを小さくするのに役立つのです。

もし、投資している金融商品Aが値下がりしたとします。
その一方で、金融商品Bが値上がりしていれば、その分だけ損失を防ぐことができるのです。

状況によっては、金融商品Bの利益が金融商品Aの損失を上回ってくれるケースもあるかもしれません。

2. 地域分散

地域分散とは、投資する国や地域をいくつかに分けること。

さまざまな国や地域によって、政治の情勢や景気などの状況は異なります。
各国や地域などに分散しつつ投資することで、それぞれが変動する影響 を軽減しやすくすることができるのです。

【例】地域分散の組み合わせ

  • 日本×海外
  • 先進国×新興国

3. 時間分散

時間分散は、金融商品を購入するタイミングを複数に分けることです。
金融商品の値段は、上がったり下がったりの動きを繰り返すのが一般的。

そのために、

価格が安いときに金融商品を一括購入してしまおう!

と計画する方もいらっしゃるかと思います。

でも、

一括投資したタイミングが悪かったので、結果的に高値で購入してしまった……。

と後悔してしまうかもしれません。

そこで、金融商品を購入するタイミングを毎月・毎週などのように複数に分けてみましょう。
金融商品の単価は高いときもあれば安いときもあります。
おなじ金融商品を、おなじタイミングと金額で定期購入していくことで、上下した分の価格をフラットに近づけることができるのです。

また、金融商品の急な値上がりや値下がりが起きても、購入タイミングの影響を小さくできることもメリットでしょう。

分散投資で注意する2つのポイント

分散投資で気を付けたいポイントは、つぎの2つです。

  1. 相関性の低いものをえらぶこと
  2. リターンが小さくなる可能性があること

相関性が低いものをえらぶ

投資における相関性は、片方が変わればもう片方も変わるような関係のことを指します。
分散投資では、関連性が低い投資商品をそれぞれ組み合わせることが効果的です。

【相関性の例】株式と債券

相関例の例として株式債券の組み合わせが挙げられます。

一般的に、株価が値上がりすると、債券の価格が値下がりするといわれています。
その一方で、株価が値下がりすると、債券の価格が値上がりするとされているのです。

【参考】負の相関関係
パターン1 パターン2
株価 上昇 下落
債券 下落 上昇

このような組み合わせによって、保有している資産全体の価格変動を少なくしやすくすると考えられています。

リターンが小さくなる可能性があること

集中投資と比べて、分散投資は投資する金融商品の種類が多いのが特徴です。
そのために、得られるリターンが小さくなる可能性があります。

シミュレーション例

たとえば、100万円を使って金融商品A に一括で投資/金融商品 Aが10%値上がりした場合のシミュレーションをしてみましょう。

【1】金融商品Aに一括投資していた場合

10万円分のリターンをそのまま得ることができます。

【2】5種類の金融商品 に分散投資していた場合

しかし、金融商品 A,B,C,D,Eなどの5種類に分散投資していると、
ほかの金融商品に値動きがなければ、【1】の5分の1のみのリターンである2万円しか得ることができません。

リスクとリターンは表裏一体

分散投資は、価格が変動するリスクを低下させる効果が期待できます。
その反面で、リターンの期待値が小さくなる点にも注意してください。

投資初心者こそ「分散投資」を理解しよう!

資産運用において、リスクを避けつつ安定的なリターンを得るためには、分散投資が欠かせません。

投資は商品がたくさんあるので、どれを選べばいいのかわからない……。

とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方は、1銘柄からでも分散投資の効果が期待できる投資信託のような金融商品を利用してみてください。
少ない手間で、分散投資を実践することができるのでおすすめです。

それでも、

ひとりで分散投資するのがむずかしい……。

と感じる方は、マネカレの運営会社であるPWM日本証券にご相談してみてください。

資産運用の専門家であるアドバイザーや弊社契約のIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)がわかりやすく説明いたします。

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