周囲の人から、
子どもが生まれたら、学資保険に加入するのがおすすめ!
などのように言われたことはあるかもしれません。
でも、
学資保険について詳しく知らない……。
という人もいるのではないでしょうか?
この記事では、
- 学資保険とはなにか?
- 学資保険のメリット・デメリット
を解説していきます。
学資保険に興味があるんだよね~。
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
今後の動向によって、情報発信・更新を随時行う予定ですので、引き続きマネカレをご利用ください。
最新情報などをはじめとしたご質問については、マネカレのお問合せフォームまたはPWM日本証券 (運営会社)で受付中です。
学資保険とは「教育資金のための保険」
学資保険とは子どもの教育資金を準備するための保険です。
学資保険のしくみ
支払方法
毎月決められた金額の保険料を払い込みます。
受取方法
子どもの進学や成長のタイミングにあわせて、それぞれまとまったお金を受け取ることができます。
受取金額は「返戻率」がポイント
どのくらいのお金を受け取れるかは返戻率(へんれいりつ)がポイント。
返戻率とは?
返戻率は、これまで払い込んできた保険料の総額に対して、将来どれだけお金を受け取れるかどうかの割合を示したもの。
返戻率が100%を超えると
返戻率が100%を超える学資保険ならば、これまで支払ってきた保険料の総額以上のお金を受け取ることができます。
学資保険の加入タイミング
学資保険は、子どもが生まれたらできるだけ早く加入するのが良いとされています。
はやく加入するべき理由
はやく加入するほど、月々の保険料が安くなる傾向にあるためです。
いつから加入できるの?
学資保険は、お子さまの年齢が0歳のときから加入できます。
なかには、出産予定日の140日前から入れる商品もあるので、調べてみましょう。
学資保険の加入年齢制限
学資保険には、年齢制限が設けられています。
6~7歳までを上限にしている保険会社が多い
保険会社の多くは、お子さまが小学校に入学する前である6~7歳を上限としているようです。
何歳からでも入れるわけではない!
ということを覚えておきましょう。
学資保険の3つのメリット
1. 教育資金が計画的に貯められる
学資保険の保険料は、毎月発生します。
保険料を払い込んだ分だけ積み立てられていき、
進学や保険期間の満了などの受取りタイミングになると返ってくるシステムです。
こちらは、教育資金を計画的に貯めやすい (貯蓄性がある)とされています。
2. 保険料の支払いが免除される場合も
学資保険には、条件次第では保険料が免除される保険料払込免除特約という制度がついているのが一般的。
保険料払込免除特約について
保険料払込免除特約とは、
- 契約者が死亡 (この場合は親御さま)
- 高度障害状態
などになってしまったときに、今後の保険料の払い込みが免除されるというもの。
親御さんにもしものことがあっても、死亡保険金をはじめにお子さまの教育資金を確保しやすくなっているのが学資保険です。
受取金ももらえる
祝金や満期保険金などについても、加入時点どおりに受取ることができます。
予定していた受取金が確保できなくなってしまった……。
などのようなことがないので安心です。
3. 生命保険料控除を受けられる
学資保険で払い込んだ保険料は、生命保険料が控除される対象となります。
生命保険料控除とは
払い込んだ保険料の金額にともなって、所得から一定の金額を差し引くことができる制度。
その年の所得を、支払った保険料のぶんだけ少なくできるので、所得税や住民税の負担を軽くできるかもしれません。
学資保険の2つのデメリット
1. インフレに弱い
学資保険は、インフレに弱いことがデメリットの1つです。
インフレとは
モノの値段が上がり続けることで、お金の価値が下がってしまうのがインフレ。
それまでは100円で買えていたバナナが、200円出さないと買えないような状況になること。
学資保険で将来的に受け取れる金額は、契約時に決まっています。
たとえインフレが起こったとしても、たくさんの解約返戻金や満期保険金などが支払われるわけではありません。
インフレで価値が下がったお金を受けとるしかないので、学資保険だけでは教育資金をカバーできなくなるかもしれません。
2. 途中解約すると元本が保証されない
学資保険を加入しているあいだに解約しても、ある程度のお金は受けとることができます。
それが解約返戻金(かいやくへんれいきん)。
解約返戻金が元本割れしやすいタイミング
解約返戻金を受け取るときは、払い込んだ保険料の総額よるも低い金額となってしまうケースが多くなります。
いわゆる元本割れです。
契約から間もないタイミングの解約は、元本割れしやすいので注意してください。
学資保険や教育資金などのご相談は
学資保険には、教育資金を計画的に貯められるなどのメリットがあります。
お子さまの将来に備えるための選択肢のひとつとなるでしょう。
でも、学資保険を利用するためには、
保険料はどれくらいならば家計に負担がないかなぁ……。
と悩みのタネが尽きません。
そんなときは、マネカレの運営会社であるPWM日本証券にご相談ください。
在籍するアドバイザーが、ご自身にとってピッタリな保険を提案してくれるかもしれません。
教育資金のさまざまなお悩みや不安なども含めて、お気軽にご相談してみてはいかがでしょうか?