ご自身やご家族の将来のために加入する生命保険。
保険料の支払いが家計の負担になってしまっては意味がありません。
今回は、生命保険にかかる保険料の平均がいくらになるのかを解説していきます。
ほかの人が保険料をどれくらい支払っているのかをチェックしておきましょう。
生命保険の保険料の平均はいくら?
みなさんは生命保険の保険料はどれくらい支払っているのでしょうか?
1世帯あたりの年間支払保険料の平均額
公益財団法人 生命保険文化センターが、3年に1回実施している生命保険に関する全国実態調査のデータを見てみましょう。
年間の支払保険料の平均額 月額換算 2009年 45万4,000円 約3万8,000円 2012年 41万6,000円 約3万5,000円 2015年 38万5,000円 約3万2,000円 2018年 38万2,000円 約3万2,000円 2021年 37万1,000円 約3万1,000円
保険料の平均は「月額3万円ぐらい」
2021年における、1世帯あたりに支払う保険料の年間平均額は371,000円。
1年あたりの金額ではピンとこない!
という人のために月額で換算すると、
1ヶ月あたり約31,000円となります。
2009年までのデータをさかのぼると、保険料の支払平均額はどんどん減少している傾向にあるようです。
1世帯あたりの払込保険料の分布
年間の払込保険料
(月額換算)割合 12万円未満
(1万円未満)19.3% 12~24万円未満
(1~2万円未満)17.6% 24~36万円未満
(2~3万円未満)16.0% 36~48万円未満
(3~4万円未満)9.3% 48~60万円未満
(4~5万円未満)6.4% 60~72万円未満
(5~6万円未満)4.7% 72~84万円未満
(6~7万円未満)2.5% 84万円以上
(7万円以上)5.4% 不明 18.8%
支払保険料の金額の割合が多いのはどれ?
1年間あたりに支払う保険料の割合についてのデータもまとめられています。
「月額1万円未満」がいちばん多い
1年あたりに支払う保険料の割合がいちばん多いのは12万円未満の19.3%。
月額に換算すると1万円未満となります。
保険料の支払い金額が増えるにしたがって、どんどん割合が小さくなる傾向です。
【年齢別】支払保険料の平均額を見てみよう
どの年代がいくら保険料を支払っているのでしょうか?
生命保険文化センターのデータをもとに、年齢別の年間支払保険料の平均額をまとめてみました。
世帯主の年齢別の年間払込保険料の平均額
世帯主の年齢 年間保険料の平均額 月額換算 29歳以下 21万5,000円 約1万8,000円 30~34歳 26万2,000円 約2万2,000円 35~39歳 38万2,000円 約3万2,000円 40~44歳 34万8,000円 約2万9,000円 45~49歳 37万5,000円 約3万1,000円 50~54歳 43万2,000円 約3万6,000円 55~59歳 43万6,000円 約3万6,000円 60~64歳 38万4,000円 約3万2,000円 65~69歳 43万6,000円 約3万6,000円 70~74歳 33万7,000円 約2万8,000円 75~79歳 31万4,000円 約2万6,000円 80~84歳 28万6,000円 約2万4,000円 85~89歳 35万8,000円 約3万円 90歳以上 25万6,000円 約2万1,000円
年齢を重ねるにつれて保険料も増えやすい
現役世代は、年齢を重ねるにつれて収入が増加しやすい傾向にあります。
それに合わせるように、保険料の平均額も増えているようです。
「月額3万円」を超えているのは「50~69歳」
保険料の支払金額が月額3万円を超えているのは50~69歳の年齢帯。
より充実した保障内容で契約をしているものと考えられます。
生命保険の保険料について知りたい人へ
生命保険の保険料の平均額を知っておくことで、
ご自身で保険を考えるときの目安のひとつとなります。
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