私立の高校に行きたい!
大学に進学したい!
親御さんの立場としては、こんな子どもの希望を叶えたいのが正直なところ。
受験・入学シーズンに充分なお金が用意できない……。
といった事態は避けなければいけません。
できるだけ早いタイミングで資産運用に取り組むことがおすすめです。
この記事では、子どもの将来のための3つの資産運用方法を解説していきます。
●●の学校に入学したい!
入学金を払わなきゃいけない……。
などのようなライフイベントが発生したときに、スムーズに応えるためにも資産運用に取りくみましょう。
今後の動向によって、情報発信・更新を随時行う予定ですので、引き続きマネカレをご利用ください。
最新情報などをはじめとしたご質問については、マネカレのお問合せフォームまたはPWM日本証券 (運営会社)で受付中です。
子どもの将来のために資産運用すべき?
そもそも、子どものために資産運用はすべきなのでしょうか?
子ども1人にかかる学習費
子ども1人あたりに、どれぐらいの学習費が必要になるのでしょうか?
1年あたりの学習費の推移 (2021年調査)
区分 学習費 幼稚園 公立 165,126円 私立 308,909円 小学校 公立 352,566円 私立 1,666,949円 中学校 公立 538,799円 私立 1,436,353円 高校 公立 512,971円 私立 1,054,444円
学習費に大きな差がでるポイントは国公立と私立のどちらの学校に進学するか。
とくに小学校については、約131万円も差が出ていることがわかります。
- 幼稚園や認定こども園などは利用料の無償化 (令和元年)
- 私立高校などは私立高校授業料実質無料化 (令和2年4月)
などの制度がスタートしたものの、それでもお金がかかってしまうのが現実。
私立に進学するつもりはないんだよね~。
といった親御さんも、できるだけ準備した方がいいかもしれません。
大学の授業料と進学率はどのくらい?
親御さんの多くが気になるのは子どもが大学へ進学するかどうかではないでしょうか?
大学に進学するとなると、たくさんの教育費がかかってしまいます。
そこで、文部科学省の資料をもとに大学の平均入学料と授業料をまとめました。
大学の平均入学料と授業料 (2021年)
大学の区分 平均入学料 平均授業料 国立 282,000円 535,800円 公立 391,305円 536,363円 私立 245,931円 930,943円
大学進学率
文部科学省の資料をもとに、2017年から2022年までの大学の現役進学率をまとめました。
大学の現役進学率 (2017年-2022年)
年 大学の現役進学率 2017年 51.8% 2018年 54.8% 2019年 54.8% 2020年 55.9% 2021年 57.5% 2021年 57.5%
大学進学ありきで計画しよう
調査結果をみると、2人に1人以上が大学に進学していることがわかるでしょう。
大学進学率は、年を追うごとに上昇しつつあります。
子どものための資産運用は、大学進学ありきで計画した方がいいかもしれません。
子どものための3つの資産運用
子どもの教育資金を貯めるのにおすすめな資産運用の方法を3つまとめました。
1. 投資信託
投資信託は、お金を増やすことによりフォーカスした投資手段のひとつ。
将来の教育資金をコツコツ準備したい!
という方は、投資信託によって準備資金を効率的に増やすことができる可能性があります。
長期的に利用することで、
投資に充てたお金を大きく上回る教育資金を手に入れられた!
といった結果になるかもしれません。
投資信託の価格は、株価のように日々変動します。
場合によっては、値下がりによる損失がでるケースもあるので注意してくだい。
リスクを分散できる
複数の銘柄が組み込まれているのが投資信託。
価格が変動する価格変動リスクを実質的に抑えることができます。
マネカレの運営会社であるPWM日本証券は、投資信託の取り扱いに力を入れている証券会社です。
1万円から利用できる投資信託の積立サービス「アセット・アクセル」もどうぞご利用ください。
2. 学資保険
学資保険は、子どもの教育資金を貯めるための保険。
一定額の保険料を毎月支払うことで、子どもの進学時などにまとまった金額を進学学資資金や満期学資金を受けとることができます。
超低金利といわれる現代。
銀行預金などをはじめとした金融機関への預金よりも、やや効率的に教育資金を貯められるかもしれません。
学資保険の種類
学資保険には、貯蓄型と保障型があります。
より多く貯めたい場合は「貯蓄型」
貯蓄型は、保証型よりも返戻率が高いです。
より多く貯めたい場合は、貯蓄型をおすすめします。
保障内容の充実さは「保障型」
保障型には、さまざまな保障内容が特典として付いている商品が多いです。
保障内容を充実したい!
といった方は保障型を選ぶことをおすすめします。
保障内容の例
- 医療保障が付いている
- 親御さんに万が一のことがあった場合に育英年金を受け取れる
- 受け取れる金額は貯蓄型よりも少なめ
これらの保障内容は、みなさんが支払った保険料をもとに用意しています。
そのために、支払ってきた保険料よりも受け取れる金額が少なくなることが多いです。
3. 定期預金
はじめに指定した期間のぶんだけお金を預けるのが定期預金。
普通預金とのちがい
いつでも引き出せる普通預金とちがって、スタート時に決めた期間が経過するまでは引き出せないのが定期預金です。
預金できる期間
定期預金を預けられる期間(預入期間)は、1ヶ月~10年間ぐらいから選べます。
金利は普通預金よりも高めに設定されているのがふつうです。
メリット
もし銀行が破綻しても元本1,000万円までは、その利息が保証される預金保険制度の対象となっています。
デメリット
定期預金の金利そのものが低いので、運用の効率がよくありません。(2022年現在)
定期預金を使って教育資金を効率的に貯めたい!
という場合は、定期預金をメインにほかの金融商品を併用した方がいいかもしれません。
積立定期預金
目標額をめざすために計画的に積立する積立定期預金という方法もあります。
目標額に到達するまでの期間にもとづいて、毎月の決まった日に決まった金額を積み立てるしくみです。
積み立てる金額は少額から設定できるので、まとまったお金がなくても安心して利用できます。
子どものための資産運用は投資信託がおすすめ
これまで、資産運用の方法を3つ紹介してきました。
子どものための資産運用の方法としては、投資信託をおすすめします。
投資信託をおすすめする2つの理由
子どものための資産運用として、投資信託をおすすめする理由をまとめました。
1.NISAが使える
NISAは、2014年に日本政府がスタートした税制優遇制度のこと。
投資信託は、このNISAを活用して資産運用に取りくむことができます。
税金がかからない
投資をすることで利益がでたら、利益に対して20.315%分の税金がかかってしまうのがふつう。
NISAでは、この税金が一切かかりません。
本来は利益にかかる税金として支払わなければならない分も、子どもの教育資金に充てられるというわけです。
3種類のNISA
NISAは、一般NISA・つみたてNISA・ジュニアNISAの3種類があります。
投資信託では、すべての種類のNISAで利用できるので覚えておきましょう。
2. 運用はプロにおまかせ
資産運用の専門家であるファンドマネージャーが運用するのが投資信託。
投資家にとってのメリット
ほかの投資商品とくらべて、資産を保有しているあいだの手間があまりかかりません。
子育てで忙しい!
といったタイミングでも、運用などの手間を減らすことができます。
運用報告書をチェックしよう
運用の状況がどうなっているか確認したい!
といった方は、運用会社が定期的に作成してくれる運用報告書をチェックしましょう。
投資信託の銘柄に迷った方へ
運用の成果を上げるためには、投資信託の銘柄選びがとても重要。
どの銘柄を選べばいいのかわからない……。
銘柄選びで失敗したらイヤだ……。
という方は、マネカレの運営会社であるPWM日本証券にご相談ください。
さまざまなご要望にそって、資産運用のアドバイザーがピッタリな銘柄をご提案します。
ご相談は無料で受付中です。
まずは、お気軽にご相談ください。
承認番号: 231002-06